排水管がつまってしまって、業者に修理を依頼することもあるでしょう。ここでは、業者に頼んだ際にかかる修理費用の相場についてご紹介していきます。これから依頼しようと検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
【場所別】排水管つまりの料金相場
排水管のつまり解消のため専門の業者に依頼をすると当然、その内容に応じた料金を請求されることになります。具体的な料金体系は、各業者によっていろいろあるので一概には言えませんが、排水管の場所や環境によって料金が設定されていることがほとんどです。
また、排水管の長さによっても変わってくることもあります。たとえば、一定の長さまでは定額料金ですが、それ以上の長さの排水管だと延長した分の料金がかかることがあります。
このように料金設定は様々なパターンがありますが、標準的なのは基本料金、施工料金、休日や深夜料金がかかる料金体系です。
基本料金は工事内容にかかわらず一律で払うものであり、施工料金は作業料のようなものです。この2種類を基本として、深夜や休日などの作業員の人の負担が大きいと費用が上積みされます。
場合によっては排水管の調査をするための、調査費用がかかることもあります。調査費用も最初の30分は無料のものなど、業者によっても対応は変わってきます。
詳しい料金を知りたい場合はHPを確認したり、実際に問い合わせて聞いておきましょう。
事項から、具体的な場所ごとの排水管のつまりを修理するためにかかる料金の相場を見ていきましょう。
トイレの排水管修理の料金相場
トイレの排水管は、トイレットペーパーや汚物などの蓄積によってつまることが多いです。水に溶けるトイレットペーパーでも一定量を超えてしまうとつまる可能性があります。
業者では、ほとんどの場合、薬剤を使ってつまりを解消させます。この際に発生する料金は、8000～1万円が相場です。
また、なかなかつまりが解消されないときは、高圧洗浄機を使用する必要があります。高圧洗浄機を使用する場合には便器を外す必要があるため、2～3万円ほどかかることが多いでしょう。
洗濯機の排水管修理の料金相場
洗濯機置き場の排水管つまりは、皮脂汚れや石鹸かす、髪の毛や衣類の毛や糸によって引き起こされる場合がほとんどです。節水のためにお風呂の残り湯を洗濯に使い、それが原因でつまってしまうこともあります。
このような詰まりの場合、業者では薬剤を使用する方法が一般的で、5000～1万円が相場になります。高圧洗浄機を使用する場合には、1～2万円が相場です。
お風呂の排水管修理の料金相場
お風呂は最も排水管のつまりが多い箇所と言われており、抜け落ちた髪の毛と皮脂汚れ、シャンプーや石鹸のカスが混じりあったものが原因でつまります。
業者の対応は、高性能の薬剤を使う場合が多いでしょう。強力な薬剤で排水管のつまりの原因を溶かしてくれます。この場合、5,000～1万円程度の費用が相場です。
高圧洗浄機を利用するときには、相場として1～2万円程度がかかります。
なお、お風呂場の排水管つまりも現場の状況次第で対応難易度が大きく異なります。
キッチンの排水管修理の料金相場
キッチンは、油汚れや食べかすなどの汚れが排水管にこびりついてつまってしまうことが多いです。
業者の修理方法は、特殊な薬剤によって排水管のつまりを解消することがほとんどです。この薬剤は市販の商品よりもはるかに強力なものであり、大抵の場合は薬剤使用で解決します。その際に発生する費用は、5000～1万円が相場になります。
また、業者は必要に応じて高圧洗浄機を利用することがあります。このときはもう少し高額になることが一般的であり、相場として1～4万円程度の費用がかかります。
高圧洗浄機を利用するときは、排水管の長さによっても料金が変わってくるのが特徴です。
業者選びのポイントは？
業者を選ぶときのポイントとしては3点があります。
- •なるべく早く対応してくれること
- •料金が分かりやすく良心的であること
- •水まわりトラブル解決の実績があること
なるべく早く対応してくれることは、消費者側から見て利便性が強く、緊急を要する場合でも安心できます。特に家のトイレなどの排水管トラブルは、呼んだときにすぐ来てもらえないと困ることになるからです。
料金が分かりやすく良心的であることは、依頼する業者に対する信頼性につながります。中には、とても複雑な料金体系で分かりづらいものもあります。そのようなときは迷わずに価格について質問してみるようにしましょう。
水まわりトラブル解決の実績があることは、さらに信頼できる業者と判断できます。実績があるということは多くの人が依頼した証拠でもあります。
排水管のつまりはザットマンにおまかせ！
ザットマンは365日、24時間ご対応可能です。基本料金は無料で、訪問・見積もり料金も無料で対応いたします。排水管のつまりなど、水周りでお困りごとがあればお気軽にお問い合わせください。
ちょっと待った！自分で排水管つまりを修理してみよう！
排水管のつまりが発生したとき、自分自身の力で解決を試みることもあるでしょう。自分で排水管のつまりに対処するには、市販の薬剤を使用する方法があります。つまりの原因を溶かしてくれる薬品も販売されているので使ってみると良いでしょう。
また、手の届く範囲ならそのまま物理的に取り除くことも可能です。ただし、排水管の入り口付近に異物が存在するときのみ有効です。無理に排水管の奥まで手を入れることは危険ですし、排水管そのものの破損にもつながるので注意するようにしましょう。
自分で排水管洗浄機を購入して汚れを除去する方法もあります。排水管洗浄機はホームセンターなどで購入可能であり、汚れを除去することが排水管のつまり解消につながるのです。
そもそも排水口と排水溝の違いとは？
まずは、よくある勘違いとして「排水口」と「排水溝」の違いがあります。排水管がつまっている場合、関連するのは排水口の方になります。一般的に排水口というのは、以下の写真のようにキッチンやお風呂など、家庭で出した水などが流れていく穴のことを指します。
一方で、排水溝は屋外にある排水用の溝のことです。読み方は同じですが、それぞれ異なるものなので、排水周りのトラブルの際はどちらのことを指しているか確認しましょう。
