目次
- 1 お風呂がつまってしまうと起こる症状とは?
- 2 一般的なお風呂の排水口の基本的な構造
- 3 お風呂でつまりやすい場所とは?
- 4 お風呂がつまってしまう原因1:皮脂汚れ
- 5 お風呂がつまってしまう原因2:髪の毛
- 6 お風呂がつまってしまう原因3:石鹸かす
- 7 お風呂がつまってしまう原因4:異物
- 8 お風呂がつまってしまう原因5:雑菌
- 9 お湯を流す方法はお風呂には効果なし!?
- 10 自分でできるお風呂のつまり対処法1:重曹を使う
- 11 自分でできるお風呂のつまり対処法2:クエン酸を使う
- 12 自分でできるお風呂のつまり対処法3:専用の薬剤を使う
- 13 自分でできるお風呂のつまり対処法4:ラバーカップを使う
- 14 自分でできるお風呂のつまり対処法5:真空式パイプクリーナーを使う
- 15 自分で対処するにはリスクもある?
- 16 お風呂のつまりは業者へ依頼するべき?
- 17 お風呂のつまりならザットマンがおすすめ!
- 18 ザットマンを利用するメリットとは?
- 19 お風呂のつまりを予防するためのコツ!
- 20 無理せず業者に任せよう!
お風呂がつまってしまうと起こる症状とは?
お風呂に入る際、多くの人がシャンプーをしたり体を洗ったりしますよね。洗っている最中には気づきにくいものですが、実は洗うたびに多くの髪の毛や垢などの汚れが排水口へ流れて行ってしまうのです。1人分の汚れなら大した量ではないと感じるでしょうが、それが毎日続いたり、家族全員分になったりすると、排水口を塞いでしまうほどのボリュームになります。排水口はお風呂で使用した水を外へ排出するために欠かせないものであり、内部がつまってしまえば当然水が流れにくくなります。「最近水はけが悪くなった」「水が流れず溢れてきてしまう」という場合は、排水口の内部がつまり始めている可能性が高いため注意しなければなりません。また、お風呂のつまりのサインとしては、「悪臭がする」という症状も挙げられます。排水口の中にたまった汚れや、流れにくくなってよどんだ水が悪臭を放ってしまうのです。仮に、水はけの悪化や水の逆流が見られなかったとしても、嗅ぎ慣れないイヤな臭いがした場合はお風呂のつまりを疑って調べてみましょう。
一般的なお風呂の排水口の基本的な構造
一般的なお風呂の場合、排水口は洗い場と浴槽内にそれぞれ1つずつあります。浴槽内にある排水口からは配管が伸びており、洗い場の排水口の配管へつながって1本の排水管となり、最終的には下水管へお風呂の水を外へ流しています。それぞれの配管はまっすぐに伸びているわけではなく、何箇所か直角に曲がって水の流れをわざと屈折させているのが特徴です。あえて配管を曲げることで、排水管の内部に一定量の水をためているのです。もし、排水管の内部に水がまったくなければ、下水管の悪臭が空間を伝って浴室内に充満してしまいます。これを防ぐために、あえて一定量の水を残してフタ替わりとして活用しているわけです。このような仕組みは排水トラップと呼ばれ、ほぼすべての浴室に設置されています。お風呂の種類によって排水トラップの構造が異なる場合もありますが、主に設置されているのは「椀トラップ」と「ドラムトラップ」と呼ばれる2種類です。椀トラップは、その名の通りまるでお椀のような形をした被せものを排水管に被せます。排水管の周囲には水がたまり、被せ物と水でフタをすることで悪臭や害虫などの侵入を防いでいます。掃除がしやすい反面、排水管まわりの水が蒸発しやすく、悪臭などが侵入してくるデメリットもあるので注意が必要です。
ドラムトラップは、排水管の途中にドラムのような形をした貯水部分を設けた構造になっています。現代では多くの浴室に導入されているポピュラーな構造で、掃除は難しいものの、大量の水をためているため簡単に蒸発する心配がありません。このように、お風呂の排水口は意外と複雑な構造になっているため、つまってしまうと自分では簡単に解消できないこともあります。
お風呂でつまりやすい場所とは?
お風呂の構造がわかったら、次はつまりが発生しやすい場所をチェックしていきましょう。もっともつまりやすいのは、やはり洗い場や浴槽内の排水口です。排水口には、髪の毛などの汚れが排水管内へ流れ込まないよう、汚れをキャッチするヘアキャッチャーという部品が設置されています。細かい網の目をしたような部品であることが多く、水だけを通して汚れがどんどんたまっていくのです。排水口のフタを開けると、髪の毛がごっそりとたまっていて驚いたことのある人も多いのではないでしょうか。大量にたまった髪の毛や汚れが排水口をふさぎ、水はけの悪化を招いてしまうのです。排水口に次いでつまりやすいのは、悪臭の侵入を防ぐために備えられた排水トラップです。排水トラップはいくつかの部品で構成されていることも多く、細かい隙間や凹凸などがあります。そこにヘアキャッチャーをすり抜けた汚れがたまり、つまりやすくなるのです。また、屈折した排水管にも注意しなければなりません。曲がっている部分はどうしても水流が悪くなり、汚れが流れずにつまりがちになります。
お風呂がつまってしまう原因1:皮脂汚れ
人間の体は、乾燥から身を守るために「皮脂」を分泌しています。直接目で見るのは難しいですが、おでこや小鼻のまわりを触ると少しヌルっとした感触がありますよね。その正体こそ皮脂であり、量は個人差があるものの、誰もが分泌しているものです。お風呂で体を洗っていると、この皮脂も水と一緒に流れていきます。皮脂は油分のかたまりのようなものであり、排水管に付着してしまうことも珍しくありません。毎日体を洗うことで少しずつ皮脂汚れが蓄積し、やがて排水管をふさいでつまりを引き起こすケースがあるのです。また、皮脂以外に垢もつまりの原因となります。人間の体は毎日新陳代謝を繰り返しており、肌の古い細胞は新しい細胞に押し出され、やがて垢となって剥がれ落ちていきます。お風呂で毎日体を洗うと、皮脂と同じように垢もどんどん流れていき、排水管に蓄積してしまうのです。皮脂も垢も、1人が1回の入浴で流す量は多くありません。ただ、長期間掃除をしなかったり、家族が多かったりすると、排水管にこびり付く量もどんどん増えてしまいます。ある一定量まで蓄積すると、排水管内の水が流れるスペースが非常に狭くなり、つまりとしてさまざまな症状を引き起こすようになるのです。
お風呂がつまってしまう原因2:髪の毛
排水口のつまりの原因として、もっとも多いといえる存在が「髪の毛」です。成人した男女の場合、個人差はあるものの、平均で約10万本もの髪の毛が生えています。このうち、性別や年齢にかかわらず、1人当たり1日に約50~100本も抜けているのです。普段生活しているとあまり抜け毛は目立ちませんが、意外と多いですよね。この抜け毛は、抜けた瞬間に頭から離れて落ちていくわけではありません。髪の毛を結んでいたり、ワックスなどでセットしたりしていると、抜けても落ちることなく頭に残り続けます。それが、お風呂でシャンプーをした際に泡や水と一緒に洗い流されていくというわけです。1人暮らしの人でも、1週間も経てば排水口には約350~700本、1カ月で約1,400~2,800本という大量の髪の毛が流れ込むことになります。家族が多ければ多いほど、早いペースで髪の毛がたまっていくでしょう。しかも、頭皮は体の中でも特に皮脂の分泌量が多く、抜け毛に付着した皮脂汚れも一緒に流れてしまいます。付着した皮脂はほかの髪の毛や汚れを巻き込み、どんどん汚れが蓄積してつまりの原因いなってしまうので注意が必要です。
ただ、排水口にはヘアキャッチャーが備えられているので、すべての抜け毛が排水口内部へ流れ込んでしまうわけではありません。ヘアキャッチャーは比較的掃除しやすい構造になっているので、入浴するたびに髪の毛を取り除いておくとつまりが発生するリスクを抑えられるでしょう。
お風呂がつまってしまう原因3:石鹸かす
お風呂で頭や体を洗うとき、ボディソープやシャンプーを使う人が多いでしょう。実は、これらの「洗剤のかす」も、お風呂のつまりの原因になることがあるのです。洗剤は、洗い流しているときは水にしっかり溶けているように見えます。しかし、中には溶けきれなかった洗剤のかすもあり、少しずつ排水口に流れ込むことで髪の毛などに付着し、塊となって水が流れるスペースをふさいでしまうのです。しかも、ボディソープやシャンプーには「ぬめり」があり、接着剤のようにほかの汚れを引き付けてしまうこともあります。やがてドロドロとした大きな塊になり、完全に排水管をふさいでしまうケースも珍しくありません。ボディソープやシャンプーなどは毎日使うアイテムであるため、皮脂や髪の毛などと共にどうしても蓄積してしまう汚れです。使用量を控えめにするなど、少しでもつまりが起きないように工夫してみましょう。
お風呂がつまってしまう原因4:異物
お風呂のつまりの原因として、もっともわかりやすいものといえば「異物」を流してしまうことです。たとえば、シャンプーボトルのキャップやカミソリの刃、石鹸の包み紙や洗剤の詰め替え袋の切れ端など、さまざまな異物をうっかり排水口へ流してしまうこともありますよね。比較的大きなサイズの異物であれば、流した瞬間から水が流れにくくなるためつまりに気付きやすいですし、取り除きやすいので大きな問題にならないケースも多いです。ところが、小さな異物がいくつも流れてしまった場合は楽観視できません。「小さいから大丈夫だろう」と放置していると、異物が核となって周囲の水流がとどこおり、髪の毛やシャンプーのかす、皮脂汚れなどさまざまなものを巻き込んでしまう可能性があります。最初は小さな異物でも、やがて大きなつまりへと成長してしまうおそれがあるのです。お風呂で異物を流してしまったときは、たとえ小さな物だったとしてもすぐに回収したほうが良いでしょう。ヘアキャッチャーを通り抜けて排水口の奥まで流れてしまった場合は、道具を使って取り除くしかありません。どう頑張っても自分で取り除けなかったら、完全につまるまで放置するのではなく、できるだけ早く専門業者に連絡して取り除いてもらいましょう。
お風呂がつまってしまう原因5:雑菌
暖かいお湯が流れ、湿気も多いお風呂の排水口の内部は、さまざまな種類の雑菌が繁殖しやすい環境です。しっかりと掃除したり除菌したりして清潔な状態を維持できれば、ある程度雑菌の繁殖を抑えることができます。ところが、排水口はまだしも、排水管の奥まではなかなか掃除できるものではありません。排水管に皮脂汚れやシャンプーなどのかす、髪の毛などが蓄積すると、それが雑菌のエサになって増殖を招いてしまうのです。雑菌は、繁殖する際に粘着性のある物質を分泌します。これが「ぬめり」となり、髪の毛などほかの汚れを付着させてつまりを悪化させてしまいます。ぬめりの発生を抑えるには雑菌対策も欠かせないので、定期的に除菌や殺菌作用のある洗剤で掃除することも大切です。
お湯を流す方法はお風呂には効果なし!?
キッチンやトイレなどの排水管がつまった場合、熱いお湯を流すとつまりが解消されるケースもあります。キッチンでは油分や洗剤かすが冷えて塊になり、つまりの原因になっていることが多くあります。シンクにためたお湯を流すことで、つまりの原因を溶かしつつ水流で一気に押し流そうというわけです。トイレも同様に、トイレットペーパーや排せつ物などつまっているものをお湯で柔らかくし、流れやすくしています。このため、「お風呂でもお湯を一気に流せばつまりは解消するのでは」と思いがちですが、実行に移すのはやめましょう。なぜなら、お風呂では日常的に温かいお湯を使っているため、お湯で解消できるものならつまり自体が発生していないはずだからです。つまり、お風呂のつまりはお湯では解消できない原因である可能性が高く、解消法としては成立しないのです。むしろ、熱すぎるお湯を流してしまうと、お風呂の設備や排水管の接合部などが破損してしまうおそれもあります。つまりを解消したかっただけなのに、大がかりな修理が必要になって手間もコストも増えてしまったという事態になりかねないので、くれぐれもお湯を流すのはやめましょう。
自分でできるお風呂のつまり対処法1:重曹を使う
お風呂のつまりが発生した場合、自分で何とかしたいなら重曹を使って掃除してみましょう。重曹は、別名炭酸水素ナトリウムという弱アルカリ性の粉末であり、食品添加物など食品にも使われるほど安全性の高いものです。食べるだけでなく、万能の掃除用洗剤としても知られており、鍋の焦げ付きをきれいにしたり、車の座席シートや絨毯、ぬいぐるみなどについた臭いや汚れを吸着したりすることができます。そんな重曹は、お風呂のつまり改善にも大きな効果を発揮してくれるのです。皮脂や垢は弱酸性の性質を持っており、弱アルカリ性の重曹なら効率よく汚れを落とすことができます。重曹単体でもある程度効果はありますが、お酢やクエン酸と混ぜて排水管に流すとより大きな効果を得られるケースもあります。ただし、いくら重曹とはいえ、どんなつまりも必ず解消できるわけではありません。つまりの原因や排水管の状況などによってはあまり効果がない場合もあるので、状況を見極めながらほかの解消方法を試すようにしましょう。
自分でできるお風呂のつまり対処法2:クエン酸を使う
自分でできるお風呂のつまり解消法としては、クエン酸を使うという方法もあります。クエン酸は梅干しやレモンなど酸っぱい食べ物に多く含まれている成分で、さまざまな加工食品にも利用されています。食べ物としてだけでなく、その強い酸性の性質を活かして掃除にも活用できるのです。お風呂のつまりの原因であるボディソープやシャンプーのかすはアルカリ性タイプが多く、酸性のクエン酸を使うことで効果的に汚れを落とすことができます。まさにお風呂の掃除に最適ですが、残念ながら同じ酸性である油汚れはうまく落とせません。皮脂汚れでつまりが発生している場合は、弱アルカリ性である重曹と混ぜて使いましょう。クエン酸が洗剤かすを、重曹が皮脂汚れをきれいに落とすことで、一気にお風呂のつまりを解消できる可能性が高まります。また、クエン酸には揮発性がないため、使用した後に成分がそのまま残りやすいです。掃除の後に粉末を振りかけておけば、雑菌の繁殖を防いだりアルカリ性である洗剤かすが付着するのを防いだりする効果もあります。ただし、排水口の材質によってはクエン酸を直接振りかけたままにするとダメージを受ける場合もあるので、事前に材質を確かめるなどの注意が必要です。また、クエン酸と重曹の合わせ技でも、つまりの状況によっては効果がないこともあると理解しておきましょう。
クエン酸と重曹を使った掃除の手順は、まず排水口のフタを外し、ヘアキャッチャーにたまった髪の毛やゴミを取り除きます。排水トラップのフタなど、外せるものはできるだけ取り外しておきましょう。次に、重曹の粉末を100gほど排水口の中へ振りかけ、その上からクエン酸の粉末を50gほど振りかけたらコップ1杯のお湯をそっと流し込みます。このとき、排水口をいためたり火傷の危険を避けたりするためにも、熱湯ではなくぬるま湯を使うのがポイントです。お湯をかけると化学反応によって発泡が始まり、排水管内部の汚れを浮き上がらせるので、そのまま5分ほど放置します。最後にお湯でしっかりと泡を洗い流せば、掃除は完了です。
自分でできるお風呂のつまり対処法3:専用の薬剤を使う
重曹やクエン酸は、皮脂汚れや洗剤かすによるつまりの改善には効果的ですが、髪の毛まで溶かすことはできません。髪の毛がつまっている場合は、塩素系の排水管洗浄剤、いわゆるパイプクリーナーを使いましょう。パイプクリーナーは、次亜塩素酸ナトリウムが主成分で、強いアルカリ性をしています。とろみのついた液体状であり、垂直に伸びる排水管にも使いやすいです。その洗浄力は非常に強力で、頑固な皮脂汚れや洗剤かす、水垢や髪の毛まで溶かすことができます。重曹やクエン酸を使っても解消できなかった皮脂汚れや洗剤かすによるつまりも、パイプクリーナーであれば改善できる可能性が高いでしょう。ただし、排水管の内部に水が多くたまっていると、成分が薄れるため効果が低くなってしまいます。排水管の材質によっては、腐食などのダメージを招くこともあるので注意が必要です。築年数が経過した古い物件の場合、腐食しやすい排水管が設置されているケースも多いので薬剤の使用は避けたほうが良いでしょう。また、塩素系の薬剤であるため、酸性の洗剤などと混ざれば有毒な塩素ガスが発生してしまいます。くれぐれもほかの洗剤と混ざらないように注意し、必ず十分な換気をしながら使用しましょう。
自分でできるお風呂のつまり対処法4:ラバーカップを使う
ラバーカップといえばトイレがつまったときに活躍するイメージがありますが、お風呂のつまりにも問題なく使うことができます。ラバーカップはスッポンとも呼ばれる掃除道具のことで、柄の先に黒いお椀状のゴム製カップが付いているものです。カップの縁を排水口に密着させて使うことで、排水管内部に圧をかけてつまりを解消することができます。特に、水や空気を通しにくい固形物や異物がつまっている場合に有効です。ラバーカップを使う際は、空気が入り込む隙間を作らないよう、カップの縁の部分がしっかりと水に浸かった状態にしましょう。空気が入るとうまく圧がかからなくなり、効果が半減してしまいます。また、ユニットバスで排水管が洗面台とつながっている場合、排水口でラバーカップを使っても洗面台から圧が抜けてしまうので注意が必要です。このような構造のときは、洗面台の排水口を濡らしたタオルなどでふさいでおきましょう。準備ができたら、ラバーカップを排水口にピッタリとあて、ゆっくりと押していきます。十分に押したら、勢いをつけて素早く引っ張りましょう。これをしばらく繰り返すと、つまりが取れて水が流れるようになります。何度か押したり引いたりしても効果がない場合、まずは重曹や薬剤などを使い、つまりを改善してからラバーカップを使うと良いでしょう。
自分でできるお風呂のつまり対処法5:真空式パイプクリーナーを使う
重曹や薬剤、ラバーカップを使ってもつまりが解消しない場合は、真空式パイプクリーナーを試してみましょう。真空式パイプクリーナーは、ラバーカップをより強力にしたアイテムです。排水管のつまりを解消するためにつくられており、真空ポンプと呼ばれることもあります。ラバーカップと同じく、排水管に固形物や異物がつまっている場合は非常に有効です。構造やつまり解消のメカニズムはラバーカップと同じですが、柄の部分についたハンドルを引くとカップから水や空気を吸い込み、逆にハンドルを押すと吸い込んだものを出せる点が異なります。排水口にゴム部分をあててセットしたら、ハンドルをゆっくりと押して水圧をかけましょう。押し切ったら、一気にハンドルを引き上げます。一度でつまりが解消しなければ、何度かこのサイクルを繰り返します。
自分で対処するにはリスクもある?
これまで紹介してきたように、お風呂のつまりは自分で対処できるケースもあります。あまりコストをかけずにできるものもあるので、自分にできそうな解消法を選んで実践してみると良いでしょう。ただし、自分で対処するにはリスクがともなうことも理解しておかなければなりません。お風呂のつまりの原因は1つではなく、さまざまな要因が重なっているケースもあります。原因ごとに最適な解消法は異なり、どう対処するのが最適なのか知識や経験のない人にはわかりづらいのです。つまりの原因は見ただけで正確に判断できないケースが多いため、適切な対処をするのは難しいこともあります。原因に対して適切な対処ができなければ、高い効果は期待できません。また、つまりが起きやすい場所も何箇所かあるため、まずどこがつまっているのかはっきりさせないと対処できないこともあります。それにもかかわらず、無理に異物を引っ張り出そうとするなど自分で対処すると、排水口や浴室を破損させてしまう可能性もあるのです。その結果、つまりを解消するどころか状態を悪化させ、本格的な修理が必要になってしまうケースもあるでしょう。自分で対処するのは、ヘアキャッチャーにたまった髪の毛を捨てるなど、比較的わかりやすく簡単なつまりに限ったほうが安心です。一目見てつまりの原因がわからない場合や、わかっても簡単に解消できない場合は、自分で対処するのを諦めたほうが良いでしょう。
お風呂のつまりは業者へ依頼するべき?
お風呂では、主に排水口や排水トラップ、排水管内部の3箇所でつまりが発生する可能性があります。さらに、つまりを招く原因には髪の毛や異物、皮脂汚れや洗剤かすなどさまざまな種類があり、どこでどのようなつまりが発生しているのか判断するのが難しいです。仮に判断できたとしても、専用の掃除道具などを持たない場合はつまりを効果的に解消できず、逆に排水口をいためたりつまりを悪化したりするおそれもあります。このようなリスクがあるため、お風呂のつまりが発生した際はできるだけ専門業者に連絡したほうが安心です。つまりの解消に関する知識や経験を豊富に持つ専門業者であれば、排水口に余計なダメージを与えたりつまりを悪化させたりする心配もなく、効果的な対処が可能になります。つまりの原因が明確でない場合や、つまりの原因が簡単に手に届かない場所にある場合などは、専門業者でなければ対処できないことも多いです。たかが排水口のつまりと楽観視しがちですが、油断していると本格的な修理や掃除が必要になり、余計な出費が増えかねません。長く掃除していない排水口がつまった場合などは、これを機に専門業者に相談してきれいにしてもらいましょう。
お風呂のつまりならザットマンがおすすめ!
お風呂のつまりを専門業者に依頼したいものの、どの業者を選べばよいかわからないという人も多いでしょう。そんなときは、水まわりのトラブルに豊富な実績を持つ「ザットマン」がおすすめです。ザットマンは、水道局の指定も受けている信頼がおける専門業者で、依頼の電話から最短30分で訪問が可能です。再発を防ぐための徹底した原因追及、および水まわりのトラブルを限りなくなかったことにする点をポリシーとして掲げ、熟練の技術者たちが迅速丁寧な修理を実現しています。そのこだわりは強く、修理した形跡すら残さないように心がけているほど。水まわりのトラブルはすぐに対応してほしいケースも多いので、スピーディーかつ丁寧な対応をしてもらえるのは大きな魅力です。また、ザットマンでは相談や出張、見積もりなどはすべて無料となっています。見積もりを確認して了承を得たうえで作業を始めるので、予想外の高額請求をされてトラブルになる心配もありません。年中無休で24時間対応もしており、深夜の突然の水まわりのトラブルにもすぐ対応してもらえます。さらに、1級建築士取得店や給水装置工事主任技術者取得店、PL保険加入店でもあり、安心して任せられる体制も整っています。月間修理件数は驚きの約3000件を誇っており、専門業者としての実績にも問題ありません。豊富なノウハウやスキルを活かし、スムーズにつまりを解消してくれるでしょう。
ザットマンを利用するメリットとは?
ザットマンにつまりの解消を依頼すると、さまざまなメリットを得ることもできます。たとえば、初めてザットマンを利用する場合に限り、本来なら必要となる基本料金5,000円が0円になります。2回目以降も作業料金が10%OFFとなるキャンペーンを実施中なので、過去にザットマンを利用したことのある人にもお得です。宣伝広告費を抑えているため、もともとの作業料金もリーズナブルかつ適正価格で利用できます。このほか、Tクレジットカードの利用ができる点、コンビニで後払い決済ができる点などもメリットといえます。お風呂のつまりだけでなく、トイレやキッチン、給湯器やポンプなどさまざまなトラブルに対応可能なので、この機に家の中の気になる部分を一斉にチェックしてもらうと良いでしょう。
お風呂のつまりを予防するためのコツ!
お風呂の排水口は、一度つまってしまうと簡単に解消できないこともあります。このため、普段からつまりを予防するための対策が欠かせません。排水口にネットやヘアキャッチャーを設置して髪の毛や異物をできるだけ流さないようにする、つまっていなくても定期的に専用の薬剤や重曹、クエン酸を流すなど、こまめな手入れをしましょう。一見すると害のなさそうな小さな異物でも、排水口へ流れてしまった場合は放置せず、すぐに取り除くことも重要です。つまりの原因となる髪の毛や皮脂汚れなどは、普通にお風呂を使っていれば完全に防ぐことはできません。大切なのは、完全につまってしまう前に対処することです。費用がかかってもよいなら、水まわりの専門業者に依頼して定期的に排水口内を高圧洗浄してもらいましょう。専門業者が持つ高圧洗浄機は最高クラスの洗浄力を持っており、排水管内の頑固な汚れもきれいに落とすことができます。高圧洗浄で徹底的に汚れを落とし、その後はこまめな手入れを行うようにすれば、きれいな排水管を長く維持できるでしょう。
無理せず業者に任せよう!
お風呂がつまってしまう原因やつまりが起きる箇所は、1つではありません。簡単なつまりなら自分で対処しても構いませんが、場合によっては正しく解消できず、逆につまりを悪化させてしまう可能性もあるため注意が必要です。効果的につまりを解消するためにも、最初から専門業者に依頼して適切に対処してもらいましょう。参照サイト
2段落:【水道トラブルネット】浴室の排水口の仕組みを知って素敵なバスライフを楽しもう!https://www.suido-trouble.net/bath/post-360/
5段落:【薄毛改善】髪の毛の豆知識
https://www.a-fifty.com/mametisiki.html
11段落:【おそうじ本舗】お風呂の排水口は重曹とクエン酸を使って5分でスッキリお掃除
https://www.osoujihonpo.com/guide/water/150320-02
13段落:【水まわり修理の教科書】プロが教える浴室排水のつまりの直し方
https://www.water-leakage.com/fix-bath-clogging#i-4