床下で水漏れしたときの原因と対処方法!水漏れ箇所の特定方法も解説!

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床下の水漏れは、水周りのトラブルの中でも厄介なトラブルです。普段の生活で床下を見る機会がほとんどないため気がつきにくく、気づいたときには進行して水溜まりができているといったことがしばしば起きています。床下の水漏れは家屋に重大な影響を与えますので、原因を突き止めて早めに対処することが必要です。
ここでは、床下が水漏れするのにはどのような原因があるのか、対処方法について記載しています。また、水漏れ箇所が特定できないときにどうすればいいかについても解説していきます。

床下から水漏れする原因は?

床下の水漏れの原因の多くは、以下の項目に当てはまります。

  • •給水管の劣化・破損
  • •排水管の劣化・破損
  • •雨水や地下水の侵入
床下からの水漏れは給水管や排水管の劣化や破損である場合がほとんどです。毎日のように給水管や排水管を大量の水が流れるので、劣化も比較的早く進みます。老朽化した管本体にひび割れや亀裂が生じたりパッキンなどの内部パーツが傷んだりして、そこから水が漏れるようになることが多いです。

外壁のクラックなどから雨が入りこみ、内部をつたって床下に流れ込むなど、雨水も床下の水漏れの原因になりえます。
また、地下水の侵入も床下で水漏れが起こる原因の1つです。家を建てた場所によっては地盤のすぐ下に地下水が流れていることがあります。そういった状況では、大雨が降ったり雪解け水が出たりすると地下水位が上昇して床下に沁みだしてくることがあるのです。地下水が流れている地域は意外と多く、地方に限らず都会でも地下水が原因の水漏れが起こることがあります。

床下の水漏れ対処方法!

ここからは床下で水漏れが発生している際の対処方法について解説していきます。状況別で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

給水管から水漏れしている場合

給水管は水道局の配水管から分岐して住宅内の蛇口まで水を届けるためにつなげてある管のことです。給水管からの水漏れの多くは、老朽化による本体の亀裂、パッキンパッキンの劣化が原因と考えられます。
なお、使用環境や状況にもよりますが、多くの給水管は5~10年ほどで水漏れなどが起こってもおかしくない状況になります。

給水管から水漏れが発生して床下に浸水している場合、まずは止水栓を止めましょう。止水栓がわからなければ元栓を閉めましょう。
応急処置としては水漏れ専用テープを使って水漏れ箇所を補修しましょう。水漏れ専用テープには、自己融着テープや防水補修テープ、水道用ラップテープなどがいくつかの種類があります。自己融着テープは、癒着する性質をもった素材でできたテープです。のりを使用していないため、水漏れの上からでもしっかりと巻きつけることができます。防水補修テープは、防水性に優れたテープで伸びがよく、凹凸のある部分でもしっかり巻けるのが特徴です。水道用ラップテープは、料理用ラップのように密着して張りつく性質があります。接着剤は使用されていないため、べたつきがなく使いやすいのが特徴です。
価格はいずれも500~3000円程度で、ホームセンターやオンラインショップなどで購入できます。

補修用のテープを使うときは、水漏れ箇所の汚れや水気をしっかりと拭きとり、少しずつ引っ張るようにして巻くのがコツです。ゆるく巻くと、水漏れを十分に止めることができません。巻き終わったあとは、上から保護テープなどを貼ると強度が増します。なお、水漏れの勢いが強い箇所は水圧で水漏れ専用テープが剥がれてしまうことがあるので注意しましょう。

排水管から水漏れしている場合

排水管は洗面所やトイレ、キッチンなどで使用した水を外に排出するための管です。排水管からの水漏れは住居内で水を使っているときにだけ発生します。そのため、給水管からの漏れのときのように止水栓や元栓を閉める必要はあまりありません。
排水管から水が漏れる原因は、ナットの緩みや排水管の老朽化による亀裂の発生などが考えられます。

排水管を確認し、緩んでいるナットがあればスパナなどで締めましょう。これで水漏れが改善されれば今後の対応は必要ありません。
ナットの緩みが原因でない場合は、給水管からの水漏れと同様に、水漏れ専用テープが役に立ちます。専用テープで管の補修をするときは、まずは排水管をきれいに拭いて水気や汚れ、ほこりなどを取りのぞきましょう。水気や汚れが付着したままテープを巻くと、剥がれやすくなってしまいます。密着性を高めるため、テープを引っ張りながら固く巻き付けていきましょう。

地下水・雨水が原因の水漏れの場合

給水管や排水管に異常がないのに床下に水溜まりができている場合は、雨水や地下水の侵入の可能性が考えられます。床下であっても雨漏りは起こります。雨水が床下に侵入するルートはいくつもありますので、それに合わせた対策が必要です。

風雨や紫外線にさらされている外壁は、およそ10年前後で劣化して表面にひび割れなどを起こすようになります。すると、防水性能が低下して内部への雨水が侵入してしまうこともあります。基礎に近い部分で外壁に欠損が起きれば、そのまま床下に雨が入ってしまいます。 この場合は、専門業者に依頼して外壁を補修することが必要です。外壁内部にカビや腐食が起きている可能性があるため、その点も含めて確認するようにしましょう。

基礎部分に設置された換気口が雨の侵入経路となることもあります。豪雨などで大水が出たときや換気口の取りつけ位置が著しく低いときなどに起こります。
基礎の打ち継ぎ部分から雨水が入ってくるケースもよく見られます。打ち継ぎとは、基礎コンクリートを底盤と立ち上がりの2度に分けて打設した際にできる継ぎ目のことです。この継ぎ目に、見ても気がつかない小さな隙間ができていることがあり、そこから雨が入ってくることがあります。

雨水の侵入や地下水の湧出は、適切な施工を行っていれば防げることが多いです。そのため、設計ミスや施工ミスがあった可能性も考えられます。
その場合は、床下に水漏れが発生しないように対処する義務があるのは建設会社や住宅メーカーです。家を建てた際の担当者に連絡をとって、相談、確認した方が良いでしょう。

水漏れ箇所が特定できないときは

床下の浸水において、どこから水漏れしているのか判断がつかないこともあるでしょう。また、上記で解説した対処方法を行っても解決しない場合もあります。そんなときは迷わずに業者に相談するようにしましょう。
蛇口の故障やトイレタンクなどの故障とは異なり、床下で水漏れしている場合、個人で完全に解決するのは難しいです。業者に頼めばどこから水漏れしているか明確ですし、自分で修理して直ったかどうか気にする必要もありません。

水漏れ用のテープを使って直したとしても、あくまで一時的な対処に過ぎないので、どちらにせよ業者に見てもらうことをおすすめします。
ザットマンでは365日24時間水のトラブルに対応しています。出張費用やお見積費用も無料ですので、お気軽にお問い合わせください。自分で修理をした際の確認も行いますので、床下で水漏れが発生した場合はぜひザットマンまでお問い合わせください。

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